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日々のメモ このページをアンテナに追加


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2006-06-08 このエントリーを含むブックマーク

私事

測量すべき領域の別の稜線を登っていく。が、これがまたとんでもなく急斜面で、局所的にモロに「壁」と言ってもいいくらいのガケや岩肌があったりする。こんなところを、先導隊の人は刈払機で刈りつつ登っていかなくてはならないのだから大変。情けないことに、自分はその後をついて行くだけで精一杯だった。(体重が重いので、ガケに足を掛ける端から土がボロボロ崩れてまともに登れない状況なのだあまつさえ、せっかく登り切ったはずの尾根は、地図と照らし合わせてみると『登り過ぎ』である事が判明、ふたりしてガクゼンとする。

私事・2

父の日」が近いが、実は自分の父もだいたいそれくらいの時期に誕生日を迎える。といっても、日頃の安月給では贈ってあげられそうなものが何も無い状況なので、せめてとばかり周囲の自然を写したデジカメ画像CD-Rに詰め、本日発送した。

YouTube - かしまし 第1話

はずむ君の声が「いかにも“女の子女の子した声”」の持ち主である植田佳奈さんというのが違和感が…。登場当初の「女の子顔の男の子」という印象には合わんでしょ。(演技はむしろ素晴らしいと思います。が、その役の持つ雰囲気に合うかと言われれば…ちょっとね)

昔に書いたネット小説

その昔『パソコン通信』の時代に、あるホスト局の中に「小説競作」のためのボードが作られた事があった。そこで出された条件は「1000文字以内で、出だしが『暗い道を歩いていた』。」

オリオンさよなら

 暗い道を歩いていた。
 まだ十二月に入ったばかりだというのに、街の雰囲気は既にクリスマス一色に染まっていた。
 きらびやかな飾り付けをされた商店街を抜けて、俺は後ろから微かに聞こえてくるジングルベルを寂しく背中に受けて歩いていた。周りを包む夜の空気が冷たい。
 ――全く、この国は年末だけキリスト教になるのか?
 この季節、家族もいない家へ急ぎ足で帰る自分が、何となく滑稽にも感じられた。気がつけばそろそろ俺も四十に手が届く年頃だが、未だに一人者のままだ。そう、意中のあの子他人の物になってしまってから…。
 嫌な過去を思い出して恨めしく夜空を見上げる俺の目に、オリオン座と、いっとう明るいシリウスが写った。
 ――あの子と、天文部にいた事を思い出すなぁ…。
 高校時代、唯一の甘酸っぱい思い出が天文部での彼女との天体観測だった。今日び都会で星を見るのは困難だ。その為、部員は週末になると近くの山でキャンプをしたり、夜空の綺麗な地方までわざわざ出かけたりした。
 彼女は、星の話になると夢中だった。ギリシャ神話天文現象についての知識は驚くべきものがあった。そんな彼女に憧れたのは俺だけではなかった。聡明で可愛いとくれば、尚さら彼女に憧れる男は多かった。
 休み時間にも、彼女はぼうっと空を見つめていた。まるで、昼間でも空に星が見えるかのように。
 そして進学。彼女短大、俺は大学へ進み、やがて俺は一介の会社員になり、彼女見合い相手結婚した。
 ――夜空を見上げるのって、一体何年ぶりだろうな。
 そんな思いを抱いていると、突然オリオン座馬頭星雲のあるあたりに一つの星が輝きだした。新星だ。
 夜空を見ていて生で見かける事はあまり無いが、名とは裏腹に本当は星の終焉の姿なのだしかし、その輝きは余りにも美しかった。しばらくの間、俺は足を止めて見とれていたが、ふと寒さに気がついて家路を急いだ。
 帰ってみると、留守電のランプが点滅していた。用件を再生してみると、思いがけない知らせが入っていた。
 ――本城さん、紗織の夫です。旅行中に紗織が海難事故に巻き込まれて、行方不明に――
 後は聞けなかった。もしかすると、あの新星の輝きは彼女の死を示していたのだろうか。目に涙が浮かんだ。
 彼女は本当に、大空に還っていったのかもしれない―

うひょー。あらためて読み返してみると、こっ恥ずかしい! こういった形で、過去自分と直面してみる機会があると、なんというか『アレなもの』を感じるなァ。